★★★三島駅新幹線事故でカンボジアに寄付★★★

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ＪＲ事故で長男死亡の両親、和解金でカンボジア支援へ

静岡県三島市のＪＲ三島駅ホームで７年前に起きた事故で死亡した高校生の両親
が、カンボジアに小学校２校の校舎を建てる計画を進めている。両親は「発展途
上国への関心が深かった息子が生きていた証しを残したくて」と話している。
この両親は、同県富士宮市、会社役員川原崎康雄さん（４８）と信枝さん（４８）。
長男の祐輔さん（当時１７歳）は高校２年生だった１９９５年１２月、三島駅ホー
ムで新幹線に乗ろうとしてドアに手をはさまれ、引きずられて線路に転落し死亡
した。新幹線で、自殺以外で死亡事故が起きた初のケースだった。
発展途上国の社会問題に強い関心があった祐輔さんは、十分な医療を受けられな
い難民の実態をテレビで見て、「なぜ改善できないの？」と疑問や怒りを口にし
ていたという。
事故の翌年、川原崎さん夫妻はＪＲ東海を相手取り損害賠償請求訴訟を起こした。
裁判が進むにつれ、「祐輔の代わりに、発展途上国に何か形のあるものを残せな
いか」と思うようになった。